京都・永観堂の写真と観光情報を紹介します!
永観堂は京都屈指の紅葉の名所として知られている、京都の東山にあるお寺です。正式名称は「浄土宗西山禅林寺派総本山 永観堂 禅林寺」です。一般的には永観堂の名称で親しまれています。
僕は何度もここを訪れたことがありますが、晴れの日はもちろん素晴らしく、秋の夜のライトアップもとても幻想的です。あいにくの雨でも、境内を染め上げる紅葉したもみじが雨に濡れている様がとても味があってかなり満足できると思います。僕はむしろ雨の日の永観堂の方が好きかもしれません。
そんな「もみじの永観堂」として名の通った、緑と水に恵まれた庭園と古建築との調和をぜひ楽しんでください!
古来より人々に愛されてきたその優美な姿を写真と一緒に紹介したいと思います。
境内の中にある主な見どころとしては、「唐門」「釈迦堂」「多宝塔」「臥龍廊」「阿弥陀堂」「三鈷の松」などが挙げられますが、特にオススメなのが“釈迦堂”と“放生池”です。
“釈迦堂”は本格的な書院造で知られる室町時代に造られたお堂です。白い小石が敷き詰められた美しい庭園があり、お堂の周りに張り巡らされているカラフルな垂れ幕と相まって大変美しい景観を生み出しています。
風に揺れている様子がとても美しくて印象的でした。雨に濡れるもみじの赤色との相性も素晴らしくて感動しました!
この釈迦堂から有名なご本尊である”みかえり阿弥陀”が祀られている阿弥陀堂までは渡り廊下で繋がっていて、雨が降っていても濡れずに観光することができます。
途中には臥龍廊という山の斜面に造られた廊下があり、そこも見どころです。木を組み合わせて作られたぐにゃっと曲がった廊下の曲線美が素晴らしかったです。そこを登った先からは釈迦堂を眺めることができて、紅葉や緑の木々に包まれた古建築はめっちゃ美しいです。
“放生池”は境内の真ん中にある大きな池で、夏は池を囲む緑の木々が、紅葉のときは赤く染まったもみじが池に映って、すごく優美な景観を形作ります。風の少ない日は水面が鏡の様になって、絶景と呼べるほど美しいです。雨の日も水面をたたく雨粒の波紋が中々風流で凄く良かったです。
秋の紅葉の季節には永観堂は夜間拝観といって夜の境内を開放していて、ライトアップされた美しい庭園や池を包んだ紅葉を堪能することができます!
ライトアップされた紅葉が放生池に映りこんだ様子は本当に綺麗でため息が出るほどです。ここはかなりオススメなので、秋の京都を訪れるときは必見です!
この放生池の正面にはお茶を飲むことができる屋外の茶屋があるので、観光の合間にお茶で一休みすることもできます。僕はここで御汁粉も飲みました!
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