日本に似た国旗・日の丸に似た国旗を紹介!
アレクサンドロス大王の父、フィリッポス2世の黄金の棺の文様からとったものと言われ、中央の丸は太陽で美しい南国の自然を表わし、中央から広がる光条は世界中に行き渡る明るい太陽の光を表わしている。
2014年10月現在、世界にはなんと206の国旗があります。(Wikipediaの国の一覧を参照しています。)
先日、タレントのローラの父親が再逮捕されたニュースに映ったバングラディッシュの国旗を見て、あれ? 日本の国旗とめっちゃ似てるやん!と驚きました。
世界にはたくさんの国があるわけだし、他にも日本の国旗に似ているものがいくつかあるんじゃないか?ということで、世界中の国旗のデザインを調べてみました!その中には日本の国旗とよく似たデザインのものがいくつかあったので、ここにまとめてみようと思います。
1.「バングラディッシュ」
バングラディッシュの国旗は日本と似ているというか、日の丸の白地が緑に変わっただけの色違いです! それもそのはず、バングラディッシュの国旗の制作にあたって、日本の国旗がモチーフにされたそうです。
バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は、来日した際に早稲田大学の講演会で”日本の美しさに魅せられて国旗のデザインのモチーフとして日の丸を選んだ。国旗の背景の緑は豊饒なバングラディッシュの自然を、赤い丸は1972年の独立までに流された国民の血を表しています。”と語られたそうです。
つまり偶然似ているのではなくて、似せて作ったんですね。日本の国旗を褒められているようで、日本人として嬉しい限りです!
2.「パラオ」
パラオの国旗も日本の国旗とかなり似ています。その理由は、こちらも日本の国旗をモデルにデザインされたものだからです(笑)
パラオは1994年に独立してできたまだ新しい国で、かつてアメリカ領でした。そして第二次世界大戦のときに日本軍が占領していた場所でもあります。そのときに日本軍が行った教育によってパラオの教育水準が上昇し、産業、教育、文化の発展に貢献することになったので、パラオがアメリカから独立する際に日本の国旗を模したデザインを採用することとなったそうです。
それと余談ですが、黄色い丸が国旗の中心から少しずれているのは、日本の国旗とあまりに似ているので、日本に失礼だからとわざと中心をはずしたのだという逸話があります。美談過ぎて本当かどうかは分かりませんが、今までにほとんど話題に上がったことすらない国でしたが、なんかこの話を聞いて好感度が上がりました(笑)
とまぁこうして、この日の丸によく似た国旗が生み出されることとなったのです。ちなみに、背景の青は海の色を、黄色い丸は月を表しているそうです。
3.「マケドニア」
だそうです。日の丸というよりかは、旭日旗に似ていますね!
4.「ラオス」
ラオスの国旗の背景の赤は独立する際に流された血の色を、真ん中の青色は国の豊かさを表しています。真ん中の白丸はラオス国内を流れるメコン川に昇る月を表しています。
やはり国旗の真ん中に丸い模様があると日本の国旗を思い浮かべてしまいますね!
5.「グリーンランド」
凄く日の丸と似ているグリーンランドの国旗(正確には国旗ではなく自治領の象徴としての旗)についてです。
グリーンランドの旗は、氷の広がる大地から昇る朝日を表しています。赤い半円は太陽を、白はグリーンランドに数多く存在する氷山や氷を表しています。この赤色と白色はデンマークの国旗に使われる色と同じで、このことはグリーンランドはデンマーク領であるということも暗示しています。
6.「キルギス」
近くで見ると真ん中に描かれた太陽がギザギザであれですけど、遠くから見たら日の丸に見えるキルギスの国旗です!
真ん中にある太陽のギザギザは40に分かれていています。これは、マナスという英雄が赤色の旗の下に40の部族をまとめ上げ、現在のキルギスという国が誕生したのだということを表しています。それと太陽の中にある謎の模様は、ユルトと呼ばれるキルギスの伝統的な移動住居の天井部分をデフォルメして書き表したものだそうです。
まとめ
いかがでしたか? 探せば意外と日本によく似た国旗はたくさんあるもんなんですね。個人的にはバングラディッシュとパラオの国旗が日本の国旗を元にデザインされたものなんだという事実が少しうれしかったです。国旗のデザインには色々な思いが込められていて、他の国の国旗も調べてみたら面白そうだなと感じました。またいつか別の国の国旗について記事を書くことがあるかもしれませんね(笑)
いい写真が見つかったら、「いいね!」お願いします^^